私たち臨床工学技士とは、現代の高度医療機器(生命維持管理装置等)を安全に操作・保守管理等を行うため、昭和63年に看護師と同じ国家資格として制定されました。
当院では技士長以下、診療所としては多く、5名の臨床工学技士が在籍しております。
常に透析室に詰めて医療機器のスペシャリストとして、透析機器のトラブル等に備えています。
業務内容
- 透析室では、プライミング・穿刺・回収・血圧測定・薬剤の注入など 透析業務等を看護師と連携して行っています。 機械室では、透析で使用する透析液を作成しており、一回の透析でお一人 約120Lから150Lの量を使用します。
- 安全な透析の為、目の非常に細かい特殊なフィルターを使用し細菌や エンドトキシンを含まない綺麗な透析液を作成しております。
- 透析供給装置及び患者監視装置につきましては故障による不具合を避けるため、 定期的な点検、オーバーホールを行っております。
- 万が一、故障等が発生した機器についてはメーカーで研修を終えた技士が 緊急の修理等も行っています。